はじめに
今まで、当ブログではヒーラーのスキル入門ということで
- バーストヒール(インスタントヒール)
- エリア型リジェネ
- 付与型リジェネ
という3つの回復スキルについて解説してきました
そこで、今回は回復スキル以外で
- 味方の即死を防ぐ「ダメージシールド」
- 戦況を好転させる効果を敵にかける「デバフ効果」
- 味方の火力を底上げする「バフ効果」
などなど
ヒーラーで覚えておくととても重宝するスキルについて
まとめてみました
今回もよろしくお願いします
ヒーラースキルのリンク
襲撃戦術スキル
ULT 攻めの角笛 (変異)
効果
- アルティマ消費250
- このアルティメットを使用すると、周囲20m以内にいる味方に2種類のバフ効果を付与
- 30秒間、最大マジカと最大スタミナが10%増加する
- 10秒間、威力(強)を付与
- 威力(強):クリティカルダメージ+20%
私見。ESOの戦闘システムでは、スタミナかマジカのどちらか高い方の最大値が増えると火力が増えるため、クリティカルダメージが上がる威力(強)と込みで考えると非常に強力な火力支援スキルになる
タンク役と交互に「攻めの角笛」を回し吹きしてタイミングを合わせて、最大マジカと最大スタミナのバフ効果が長く続くようにしてみたり
味方のアルティメット攻撃と打ち合わせて「攻めの角笛」を吹いて、10秒間の威力(強)によって味方のアルティメットスキルを強力な一撃にすることもできる
あと、地味にヒーラーも最大スタミナが上昇するため、敵からのスタンを打破したりロール回避する余裕が生まれてくる良スキル
後方支援スキル
マジカ救済(パッシブスキル)
効果
- スキルスロットにある「後方支援スキル」1つにつき マジカ再生+10%
私見。ヒーラーは基本的に回復の杖を持つことが多いため、マジカ再生を上げられる「マジカ救済」は相性がいい。
後述する後方支援アルティメットスキル「障壁」を入れるだけでも+10%なのでうまく使いこなそう
深部除去 (変異)
効果
- 自身から18m以内にいる味方についているデバフ効果を3つまで除去する
- 後方支援パッシブによって、マジカ再生UP
- 「マジカ救済」:スキルスロットにある後方支援スキル一つにつき、マジカ再生+10%
私見。一部の高難易度ダンジョンで必要になるスキル
使用すると、自身と味方についた「継続ダメージ」や「回復力減少」、「減速」といったデバフ効果を打ち消すことができる。
また、パッシブスキルの「マジカ救済」でマジカ再生が上げれるのも良い
ただし、「深部除去」自体のマジカ消費量がかなり多いので乱発はできないことを頭に入れておこう
秘術の庇護 (変異)
効果
- 15m以内にいる味方1人を対象にして使用する
- 対象にした味方の受けるダメージの30%を自身が肩代わりする
- この効果は、対象の味方から15m以上離れた場合、「秘術の庇護」の効果が解除される
- また、武器交換をしたときにスキルスロットに「秘術の庇護」がなかった場合も効果が解除される
- さらに「秘術の庇護」で結ばれている間、両者は生命力(弱)を得る
- 生命力(弱):受ける回復量、ダメージシールドの強度+6%
- 後方支援パッシブによって、マジカ再生UP
- 「マジカ救済」:スキルスロットにある後方支援スキル一つにつき、マジカ再生+10%
私見。主にタンクを対象にして行うスキル
ハードモードの高難易度ダンジョンなどでタンクへの回復が間に合わない場合、選択肢として入れてみよう
ただし、スキルスロットを主要武器と予備武器の両方に入れないと武器交換した時点で「庇護」が切れてしまうため、スキルスロットを大きく圧迫してしまうのが欠点
「秘術の庇護」に変異させていれば、さらに対象と自身に生命力(弱)のバフ効果が付き、両者の受ける回復効果があがる!
(※)同名のバフ効果は重複しないため要注意
ULT 障壁
効果
- アルティメット250消費で使用可能
- 自身から半径12m以内にいる多くの味方に、30秒間強力なダメージシールドを展開する
変異
- 「復活の障壁」:
- さらに15秒間、継続回復する
- 回復の杖スキル「マスヒーリング」と同等程度の回復性能
- 「活気の障壁」:
- 障壁のダメージシールドにダメージが入るたび、アルティマとマジカが回復する
- アルティマ+4
- マジカ+1000
- 障壁のダメージシールドにダメージが入るたび、アルティマとマジカが回復する
私見。守りに適したアルティメットスキルで、パッシブスキル「マジカ救済」の効果で入れているだけでマジカ再生が上がるのがとても頼もしいスキル。
変異は、敵の攻撃があまりにも強い場合は「復活の障壁」を、多少防御に余裕があるのなら「活気の障壁」を入れてみよう。
「障壁」はそれなりに広い範囲の味方を守ることができ、さらに人数制限がほぼないスキルなので、試練などの大人数で参加する戦闘で力を発揮する
アンドーンテッドスキル
氾濫の祭壇 (変異)
効果
- 使用すると、自身の足元に「血の噴水」を召喚する
- 「血の噴水」から28m以内にいる敵は、体力吸収(弱)のデバフ効果を受ける
- 体力吸収(弱):1秒に1回、このデバフを受けている敵にダメージを与えたプレイヤーは、体力が小回復する
- この体力吸収(弱)による回復量は、「氾濫の祭壇」を詠唱したプレイヤーのステータス値に依存する
- 体力吸収(弱):1秒に1回、このデバフを受けている敵にダメージを与えたプレイヤーは、体力が小回復する
- 「血の噴水」から28m以内にいる味方は、「血の宴」シナジーを発動できる
- 「血の宴」シナジー:自身の体力の65%分、体力が回復する
(※)同名のデバフ効果は重複しないため要注意
私見。一見地味なスキルに思われがちだが、召喚した「血の噴水」から28m以内にいるすべての敵に体力吸収(弱)のデバフ効果を与えるスキルで
敵の数が多いほど回復効果が期待できるため、試練などの敵が一斉に襲い掛かってくるダンジョンで役立つスキル。
ちなみに体力吸収(弱)による回復効果は、スキルを詠唱したプレイヤー(氾濫の祭壇を詠唱したプレイヤー)のステータス値によって回復量が増減し、さらにクリティカルヒールもする
また、「血の宴」シナジーは味方1人しか使用することができないが、使用者の体力を大幅に回復してくれる保険のような役割を持つ
骨の渦 (変異)
効果
- 使用すると6秒間、自身に中量ダメージシールドがかかる
- 自身の近くにいる味方は、「脊髄の渦」シナジーを発動できる
- 「脊髄の渦」シナジー:6秒間、自身と周囲にいる最大5人までの味方にダメージシールドと生命力(強)がかかる
- 「脊髄の渦」ダメージシールド:最大体力の30%分の強度になる
- 生命力(強):受ける回復量、ダメージシールドの強度+12%
- 「脊髄の渦」シナジー:6秒間、自身と周囲にいる最大5人までの味方にダメージシールドと生命力(強)がかかる
(※)体力2万なら 7000 ダメージ軽減。3万なら 10500 ダメージを軽減できる
私見。ダメージシールドではめずらしいスタミナ消費のスキル。このスキルの真価は「脊髄の渦」というシナジー効果にある
「脊髄の渦」は、このスキル使用者の付近にいる味方がシナジーを使うことで使用することができ、強力なダメージシールドと被回復バフ効果を得る
このスキルを使用したら、味方に張りつくように移動して味方のシナジーできる機会を多くしてみよう
攻撃の杖スキル
壊滅の雷撃 (変異)
効果
- 対象の敵一体に対して使用する
- 炎、氷結、電撃の3つのダメージを与える
- 敵が詠唱中だった場合、詠唱を妨害する
- 攻撃の杖パッシブによる恩恵
- 「自然の力」:敵を属性のステータス効果(状態異常)に陥らせる確率+100%
- 「破壊の熟練者」:
- 攻撃の杖のスキルで敵を倒すと、マジカが中回復
- 攻撃の杖によって展開されたダメージシールドにダメージが入るとマジカが小回復する
私見。高難易度のダンジョンだと、詠唱を妨害しないと不利な状況になったりグループが半壊するようなギミックが多くなってくる
グループ内の誰かが「壊滅の雷撃」などの遠距離攻撃で妨害できないと詰む状況がでてくるため、場合によっては必須になってくるので習得しておこう。
攻撃の杖を装備していないと使えないので注意
雷杖の 不安定な属性の壁(変異)
効果
- 自身の前方に雷撃属性の力を持った18m×8mの「魔力のエリア」を作り出す
- 「魔力のエリア」の中にいる敵は、1秒ごとにダメージを受ける
- 雷の杖を装備:脳震盪状態の敵をフラフラ状態にする
- フラフラ状態:重攻撃に対して弱くなる(詳しくは別ページ:フラフラ状態について)
- 脳震盪:雷撃属性のステータス効果。敵に雷撃ダメージと脆弱(弱)にする
- 脆弱(弱):受けるダメージが5%上がる
- 雷の杖を装備:脳震盪状態の敵をフラフラ状態にする
- 「魔力のエリア」の中にいる敵は、1秒ごとにダメージを受ける
- 10秒経過するか、二回連続使用すると「魔力のエリア」は爆発して直接ダメージを与える
- 攻撃の杖パッシブによる恩恵
- 「自然の力」:敵を属性のステータス効果(状態異常)に陥らせる確率+100%
- 「破壊の熟練者」:
- 攻撃の杖のスキルで敵を倒すと、マジカが中回復
(※)同名のデバフ効果は重複しないため要注意
私見。雷属性のステータス効果を与えることによって、敵を「脆弱(弱)」と「フラフラ状態」に陥らせることができ、味方の火力支援ができるデバッファーとして活躍する。
また、「不安定な属性の壁」の変異だと、二回連続詠唱による爆発ダメージは直接攻撃なのでステータス効果に陥らせる確率が高い
さらに、武器切り替えをしても安定して武器エンチャントを発動できるというメリットがある。
ただし、「○○属性ダメージを与えるエンチャント」や「敵の防御力を下げるエンチャント」は、一度に敵一体しか与えることができないので留意しましょう
氷杖の 不安定な属性の壁(変異)
効果
- 自身の前方に氷属性の力を持った18m×8mの「魔力のエリア」を作り出す
- 「魔力のエリア」の中にいる敵は、1秒ごとにダメージを受ける
- 氷の杖を装備:
- 自身と周囲にいる味方に「遠距離攻撃を無効化する」中量のダメージシールドを張る
- 氷結状態の敵は、不自由(弱)、 侵害(弱) 、 硬直(弱)、減速状態 になる
- 不自由(弱):与えるダメージが5%ダウン
- 侵害(弱):防御力-2974
- 硬直(弱):クリティカルダメージに対して10%追加ダメージ
- 氷の杖を装備:
- 「魔力のエリア」の中にいる敵は、1秒ごとにダメージを受ける
- 10秒経過するか、二回連続使用すると「魔法の障壁」は爆発してダメージを与える
- 氷の杖を装備:さらに、自身と周囲の味方に「遠距離攻撃のみ防ぐ」少量のダメージシールドを張る
- 攻撃の杖パッシブによる恩恵
- 「自然の力」:敵を属性のステータス効果(状態異常)に陥らせる確率+100%
- 「破壊の熟練者」:
- 攻撃の杖のスキルで敵を倒すと、マジカが中回復
- 攻撃の杖によって展開されたダメージシールドにダメージが入るとマジカが小回復する
(※)同名のデバフ効果は重複しないため要注意
私見。氷属性のステータス効果を与えることによって、敵を「不自由(弱)」、「侵害(弱)」、「硬直(弱)」に陥らせることができ、味方の火力支援ができるデバッファーとして活躍する。
また、「不安定な属性の壁」の変異だと、二回連続詠唱による爆発ダメージは直接攻撃なのでステータス効果に陥らせる確率が高い
さらに、武器切り替えをしても安定して武器エンチャントを発動できるというメリットがある。
ただし、「○○属性ダメージを与えるエンチャント」や「敵の防御力を下げるエンチャント」は、一度に敵一体しか与えることができないので留意しましょう
氷の杖を装備している状態で「不安定な属性の壁」を使うと、敵の遠距離攻撃のダメージを一部無効にすることができる
属性ドレイン (変異)
効果
- マジカ消費なし
- 対象にした敵1体を60秒間、侵害(強)とマジカ吸収(弱)のデバフに陥らせる
- 侵害(強):防御力が大きく下降
- マジカ吸収(弱):1秒に1回、このデバフを受けている敵にダメージを与えたプレイヤーは、マジカが168回復する
(※)同名のデバフ効果は重複しないため要注意
私見。一見地味におもえる魔法だが、マジカ吸収(弱)のデバフは1秒に1回ダメージを与えるごとに自身や味方のマジカがちょっとずつ回復する
このデバフ効果があるかないかで、DPS(ダメージ役)のリソース切れが回避できたりするので意外と重要なスキル
侵害(強)による大幅な防御力ダウンも、タンクが「穿孔」でデバフをつけれない敵がいる場合、非常に有効なデバフ効果になる。ちょっと覚えておこう
回復の杖スキル
戦の祈り(変異)
効果
- 詠唱すると、自身から前方20m横8mの中にいる味方6人を大ヒール
- 「戦の祈り」による回復を受けた味方は、10秒間狂戦士(弱)と強固(弱)を得る
- 狂戦士(弱):敵に与えるダメージ+5%
- 強固(弱):防御力上昇
- 「戦の祈り」による回復を受けた味方は、10秒間狂戦士(弱)と強固(弱)を得る
- 回復の杖パッシブスキルによる回復効果の強化
- 「回復の達人」:回復の杖スキルによるヒールの回復量+5%
- 「回復の熟練者」:HP残量が30%以下の味方を回復する場合回復量+15%
(※)同名のバフ効果は重複しないため要注意
(※)私見。マジカ消費量が高く、回復量はバーストヒールの中でも低め。それでも、回復杖のパッシブ効果のおかげで回復量が十分なことが多い。
断続的につづく大ダメージを与える範囲攻撃に対しても、「戦の祈り」連打で数秒間持ちこたえることもできるだろう
6人にヒールがかかり、狂戦士(弱)と強固(弱)が10秒間かかるのが最大の魅力。熟練のヒーラーは常にDPSに狂戦士(弱)のバフがかかるように心がけて頑張っている…ヒーラーのリソース管理が徐々に分かってきたら挑戦してみよう
試練の場合は2度使用すれば12人にバフがかかります
霊力吸引 (変異)
効果
- マジカ消費なし
- 対象にした敵1体を30秒間、マジカ吸収(弱) と 体力吸収(弱) のデバフに陥らせる
- マジカ吸収(弱):1秒に1回、このデバフを受けている敵にダメージを与えたプレイヤーは、マジカが「168」回復する
- 体力吸収(弱):1秒に1回、このデバフを受けている敵にダメージを与えたプレイヤーは、体力が小回復する
- この体力吸収(弱)による回復量は、「霊力吸引」を詠唱したプレイヤーのステータス値に依存する
(※)同名のデバフ効果は重複しないため要注意
私見。一見地味におもえる魔法だが、マジカ吸収(弱)のデバフは1秒に1回ダメージを与えるごとに自身や味方のマジカがちょっとずつ回復する
このデバフ効果があるかないかで、DPS(ダメージ役)のリソース切れが回避できたりするので意外と重要なスキル
体力吸収(弱)をかけた敵を攻撃すれば、味方が1000前後体力が回復するため余裕があれば複数の敵に「霊力吸引」をかけて、回復力を引き上げておきたいところ…。
ちなみに体力吸収(弱)による回復効果は、スキルを詠唱したプレイヤー(霊力吸引を詠唱したプレイヤー)のステータス値によって回復量が増減し、さらにクリティカルヒールもする