アルカニストスキル

アルカニストのスキル「治癒のルーンフォーム」

はじめに

アップデート:ネクロムで追加された

新クラス「アルカニスト(秘術師)」

今回は、この新クラスのスキルについて紹介していこうと思います

クラッツをためよう!

アルカニストというクラスの特徴として

クラッツ(翻訳揺れ:十字架)」を溜めるというオリジナル要素があります

クラッツは、特定のクラススキルを「戦闘中に使用」することで溜まり

  • クラッツをためることで、「自身のステータスが強化
  • クラッツを消費することで、「特定のクラススキルを強化」する

「クラッツ」生成スキルの特徴

  • 「クラッツ」を生成するスキルアイコンには左上に▲のマークがついている

生成された「クラッツ」は、プレイヤーの周りに浮かび上がり、

3つまで溜めることができる

「クラッツ」のおもな生成方法

「ルーンブレイド」か「セファリアークのフレイル(変異)」を使用する

  • DPS のスパムスキル(直接攻撃系スキル)として有用

「ルーンの癒し」か「宿命のチャクラム(変異)」を使用する

  • ヒーラー のクラッツ生成として有用

「ルーンジョルト」を使用する

  • タンク のクラッツ生成として有用
  • 対象を「挑発」して自身を攻撃するように仕向けるため、タンク以外で使う場合は要注意

「クラッツの織り手の鎧」を使用してダメージを受ける

  • ソロ攻略や、タンク でのクラッツ生成として有用
  • 5秒に1回、「クラッツの織り手の鎧」を使用した状態でダメージを受けるとクラッツを生成する

ヒーラースキル「治癒のルーンフォーム」

今回紹介する「治癒のルーンフォーム」は、回復に関するスキルが主です。

一つずつ理解していきましょう

パッシブスキル

  • 治癒の潮」:
    • クラッツが生成されている間、ヒール効果+3%
      • 最大、クラッツ3つでヒール効果+9%
  • 恐ろしき明瞭」:
    • クラッツを生成すると、スタミナかマジカが小回復する(最大値が高い方が回復する)
      • Combo 書の使者パッシブスキル「制御された精髄」:
        • スタミナかマジカを回復する行動をすると、10秒間武器ダメージと呪文ダメージ+5%
  • 博学」:
    • マジカ再生とスタミナ再生+18%
  • 精妙なルーンフォーム」:
    • スキルスロットにいずれかの「治癒のルーンフォーム」スキルが入っている場合効果が発動する
      • ダメージシールドの強度+10%
      • ダメージシールドを展開するスキルの消費量-10%

(※)防衛スキルアルティメット「障壁」やアポクリファの兵士アルティメット「喋る盾」も対象となる。

ルーンの癒し

効果

  • 最大マジカが高い場合マジカ消費スキルになり、最大スタミナが高い場合スタミナ消費スキルになる
    • 戦闘中に使用すると、「クラッツ」を1つ生成する
    • 28m以内の自身の前方にいる味方1人を対象にして、3回回復する
  • このスキルは「クラッツ」が多いほど消費量が軽減される(最大+9%)

変異スキル

  • 「進化するルーンの癒し」:
    • さらに回復した味方は6秒間、継続回復する
  • 「大胆なルーンの癒し」:
    • 回復した味方が体力50%以下だった場合、自身に6秒間勇壮(弱)が付与される
      • 勇壮(弱):1.5秒ごとにアルティマを1獲得する

私見。クラッツ生成可能で、リソース消費量も抑えることができ、回復量は悪くないが、3回に分けて回復している間に味方がやられそうになるなんてこともざらにある。

最大値の多いリソースが消費量になるため、DPS役がサブヒーラーとして活躍する際に採用しやすい利点がある

「進化するルーンの癒し」はアルカニストには珍しい継続回復するスキルではあるが、回復量が「活力の伝播」くらいしかないためちょっと心もとない。

回復杖スキルの「治癒結界」の方が張ったダメージシールド値に応じてリジェネ効果が付くし、アルカニストはパッシブ効果でダメージシールド値が10%あがるためこの変異にするくらいなら「治癒結界」にしたほうがよさそうではある。

救済のカスケード

効果

  • 最大マジカが高い場合マジカ消費スキルになり、最大スタミナが高い場合スタミナ消費スキルになる
  • 使用するとチャネリングして、その場で回復するビームを放出する
    • 回復するビームは最大4.5秒間放出され、0.3秒ごとに回復判定がでる
  • 使用時に、「クラッツ」をすべて消費し、救済のカスケードで回復する時にリソースが回復する
    • クラッツ」一つにつき、とマジカとスタミナが回復
      • 詠唱が終了するまでビームを浴び続けると738回復 (最大2214回復)

変異スキル

  • 「連なる幸運」:
    • 味方の体力が減っているほど、回復効果が上昇する(最大+50%)
  • 「治癒のサージ」:
    • 回復のビームを撃つ時間が経過するほど、回復効果が上昇する(最大+192%)

私見。クラッツをすべて消費し、ビーム詠唱中は他の回復スキルを使ったり重攻撃ができないためヒーラーとしてあまり相性が良くない。ただし味方を回復しながらリソースも回復させることができるため、タンクをとにかく生存させたいときには面白いスキルだと思う

ただしヒール回数が多いため、クリティカル回復なんかで効果を発揮するようなセット装備なんかとは相性がよさそう

ちなみにマジカ消費減少などのアクセサリーエンチャントと組み合わせると0コストで回復ビームを撃つことも可能。タンクに「庇護」をつないで「救済のカスケード」で耐える。なんてのもできるかもしれない

チャクラムの盾

効果

  • 詠唱すると6秒間、自身の前方にいる最大味方4人にダメージシールドを展開する
    • 体力残量が少ない味方に優先的にかかる
    • 最大体力が少ない味方に優先的にかかる
    • このスキルによるダメージシールドがかかっていない味方に優先的にかかる

変異スキル

  • 「宿命のチャクラム」:
    • 詠唱すると、「クラッツ」が生成される
    • 二度がけすると、ダメージシールドの強度が30%上昇する
  • 「潮のチャクラム」:
    • 詠唱すると、すべての「クラッツ」を消費する
    • 消費したクラッツ1つにつき、ダメージシールドの33%分の強度分の継続回復を得る
      • クラッツ3つ消費だと、ほぼダメージシールドと同値の継続回復を1秒ごとに得られる

「ダメージシールド」によるヒーラーの特徴

長所

  • 最大体力を一時的に伸ばす感じなので、DPSを広範囲から耐えさせることができる
    • 試練:カイネズ・アイギスの「打ち寄せる波」
    • 試練:ロックグローブの「アストラルシールド」 など
  • 回復効果ではないので、被回復量が減少するようなデバフに少し有利
    • DLCダンジョン:マラタールの深淵の「老化」など

短所

  • ダメージシールドは回復ではないので、治癒力(強)などの回復力を上げるバフ効果が得られない
  • ダメージシールドはクリティカルがでない

私見。アルカニストは優秀な継続回復スキルがない代わりに、この「チャクラムの盾」というダメージシールドで味方の被ダメージを軽減することができる。

変異はクラッツ生成か、クラッツすべて消費になるためなかなか悩ましい

「潮のチャクラム」は継続回復効果が優秀だが、「チャクラムのダメージシールド値に依存する継続回復」のため、敵の強力な一撃でダメージシールドをはがされると継続回復の効果が得られないのがネック。タンク向けの継続回復というよりは、被弾しにくいDPS役への強力な回復と考えたほうがいいかもしれない

「宿命のチャクラム」はクラッツ生成ができて、パッシブ効果で回復力+9%を得やすく、チャクラムのダメージシールドはタンクよりDPSを生かす機会が多く、「連打することで敵からの事前ダメージを軽減できる」割り切れるので個人的にはこちらを推したい

アルカニストの領域

効果

  • 詠唱すると20秒間、自身の足元に範囲8mのバフ付与する範囲を展開する
    • 範囲内にいる味方は、勇気(弱)、不屈(弱)、知力(弱)、耐久(弱)を得る
      • 勇気(弱):武器ダメージと呪文ダメージ+215
      • 不屈(弱):体力再生+15%
      • 知力(弱):マジカ再生+15%
      • 耐久(弱):スタミナ再生+15%

変異スキル

  • 「ゼナスの強化ディスク」:
    • バフ範囲から出ても、バフ効果が10秒間持続する
  • 「再建領域」:
    • バフ範囲内だと、継続回復を得る

私見。アルカニストの優秀なバッファーとしての神髄のひとつ。

特に勇気(弱)は珍しいバフであり、かなり強力。味方に「ヨルナークリンの爪」セットをつけたタンクがいない場合、是非採用したい

変異については、継続回復スキルが少ないアルカニストとしては「再建領域」を採用したいところだが、肝心の回復効果が「活力の伝播」と同等かそれ以下の回復性能で、自身の足元に範囲展開するので回復範囲として使うには少し難しく感じる。

個人的には、グループメンバーのバフ効果をなるべく持続させたいので「ゼナスの強化ディスク」の変異を推したい

アポクリファの門

効果

  • 自身から前方12m~22mの場所に、入り口のワープポータルを召喚する
    • 一度召喚すると数秒間、ポータルを出すことができない
  • 入口のポータルから、数m先に出口のワープポータルが同時に召喚され、通り抜けることで瞬間移動ができる
  • ワープを通り抜けるたびに「クラッツ」を生成する

変異スキル

  • 「俊足の門」:
    • ワープポータルを潜り抜けると4秒間、迅速(強)を得る
      • 迅速(強):自身の移動速度+30%
  • 「世界をまたぐ通路」:
    • 味方もシナジーを使うことで、ワープを使って瞬間移動ができるようになる

わりと柔軟にポータルは置ける

  • 対岸の場所に出口を置くことが可能

  • 高低差があっても出口を置くことが可能

私見。ポータルの置き方に慣れてしまうと、シロディールなんかで飛んでもない襲撃と逃避が可能になるいやらしいスキルになるんじゃないかと思われる…

PvEでは、タンクから離れたり、すぐ近づいたりする必要があるようなボス戦なんかでは役立つかもしれない

アルティメット:活力のグリフィック

効果

  • 28m以内の場所に、体力が設定された物質「グリフィック」を召喚する
    1. 「グリフィック」から半径15m以内にいる味方12人に2つの効果を付与
      • 継続回復
      • 武器ダメージと呪文ダメージが上がる
    2. 「グリフィック」の体力は30%の状態で召喚され、「グリフィック」を回復させると①の効果が高まる
      • 回復効果は、マスヒーリング程度に
      • 最大武器ダメージと呪文ダメージ+200

変異スキル

  • 「潮のグリフィック」:
    • 「グリフィック」を最大まで回復させると、防護(強)のバフ効果も付与されるようになる
      • 防護(強):受けるダメージ-10%
  • 「共鳴のグリフィック」:
    • 召喚する「グリフィック」は回復できずに攻撃できるようになり、体力を削るほど効果が高まるようになる
    • 戦闘中のみ詠唱可能になる。

私見。回復効果はアルティメット消費量に見合わない低さだが、味方の武器ダメージと呪文ダメージを上げてくれる効果はかなり強力。

回復目的で使うよりは、バフとして使うのが良いと思う。

変異の「共鳴のグリフィック」の効果は面白いが、対象を指定するスキルのターゲッティングを吸ってしまうことがあり、DPSの邪魔になりえるのでヒーラーなら「潮のグリフィック」にしよう

DPSとしてバッファー&回復目的で使うなら「共鳴のグリフィック」を使うのもアリだ。ビームで速攻でつぶそう

まとめ

パッシブスキル

  • マジカ再生とスタミナ再生+18%
  • ダメージシールドの強度が+10%
  • ダメージシールドを展開するスキルの消費量-10%
  • クラッツがあるほど回復力があがる(最大+9%)
  • クラッツを生成すると、リソース回復して、10秒間武器ダメージと呪文ダメージ+5%

アクティブスキル

  • アルカニストは継続回復スキルが乏しい
  • 「ルーンの癒し」か、「宿命のチャクラム(変異)」でクラッツ生成
  • ダメージシールドを味方に張るスキルがある
    • 治癒力に関するバフやデバフが無効なのが特徴
    • 体力の低い味方の一撃死を未然に防げる可能性がある
  • 消費軽減エンチャントで、0コスト回復ビーム
  • 回復能力があまり高くないので、サブヒーラーとして活躍しそう

(※)2023年7月現在の情報です

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