はじめに
ゲームにおいて、むずかしい局面に挑むことは多々あります
そういうとき、どうしたら攻略できるかを考えることによって
自身のプレイングスキルを引き上げることができます。
今回は、私がプレイしているESOにおいて、ベテランプレイヤーの登竜門と言われる
メイルストロームアリーナのベテラン難易度を多くの方がクリアできることを目指し
どうしたら攻略できるのかを自身の経験や孫氏の兵法で得てきた知識で書いていこうと思います。
なぜ孫氏の兵法なのかというと、人の営みの本質をとらえた内容であり
兵法以外でもあらゆる分野で転用可能な情報が詰まっており
かっこよくて筆がすすみそうだからです。
彼を知り己を知る
孫氏の兵法によると、相手のできることとできないことを知り
自分自身ができることとできないことを知ることで
負けることがない態勢を整えることができるそうです。
相手の手の内を知る
敵モンスターはAIによって行動が決定され、
できる行動はだいたい4~5つほどで、その中から
- 「何の攻撃がヤバいか?」
- 「ヤバい攻撃はどういうとき使ってくるか?」
- 「ヤバい攻撃を使う確率はどのくらいか?」 を
ある程度予想することによって
ヤバい攻撃を回避したり、
ヤバい攻撃をする敵を一点突破で撃破することを目指すことができる。
では、ヤバい攻撃とはなんでしょうか?
スタン、ノックバック、移動不可
こちらが行動不能に陥る攻撃。行動不能中にとどめを刺される可能性がある。
主なスタン攻撃
- プレイヤーに近づいてきて重攻撃
- 数秒の詠唱後にスタン
- 身を隠してスタン
また、近づいてきて足止めで移動不可にしてくることもある。こちらも地味に注意。
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また、盾を持った雑魚は近距離まであるいてきて足止めをしてくることが多い。
高火力
自身のHPの20%以上を占めるようなダメージ量のもの
(例えばHP25000と仮定すると5000以上のダメージ量)
このような攻撃は何かしらの対策が必要で、受けないように工夫するか、
そのような攻撃をする相手を速攻で撃破するかを考えよう。
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ルナ女族長の「打ち砕く」がヤバいのはわかるが、
レイメニッドの「コールドスナップのボルト」や
狩り手の「クイックショット」も実はダメージが高いわりに連射性がたかく、
マシンガンで撃たれるくらいヤバい。
レイメニッドや狩り手を手早く落として敵のダメージソースをそぎ落としたいところ
減速
意外と軽視されがちだが、相手の得意な地形での攻略を強いられることが多く、
放っておくと非常に厄介な攻撃。
防戦一方や、一か八の攻撃特化しないといけない状況に陥ったりと
ジリ貧になることが多いため、減速をかけられたら注意が必要。
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遠距離攻撃でこちらに減速攻撃をかけてくる。
ただでさえダメージを受ける床が多いステージなので、
減速をかけられると絡め手でやられてしまうことも多い。率先して倒してしまおう
範囲攻撃
敵が展開する範囲攻撃の中に入ってしまうと、「大ダメージ」を受けるか
「数秒で危機に陥るような継続攻撃」や、「ノックバック」など
形勢逆転されかねないようなヤバい攻撃が多い。
できうる限り、敵の範囲攻撃の中には入らないようにしよう
ただし、範囲を展開している間は無防備になる敵もいる。
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範囲を展開した後、数秒後に大ダメージと共にノックバックしてしまうため、
範囲展開を始めたらロール回避や
横歩き(後退は動きが遅いため、カメラを横に動かしながら横移動による後退がオススメ)で
すぐに距離を取ろう。
しかし、このボスの範囲展開中は無防備になるため、絶好の好機!
周りの雑魚を始末するか、
敵からの被弾が少ないなら重攻撃でリソース回復を図るのも手だ。
目視しづらい攻撃
現在のテクノロジーでは、ゲームは五感のうち視覚、聴覚、触覚の3つしか情報を得ることができない
このうちのほぼ7割以上の情報源は視覚で
視覚で感知しにくい不意打ちを食らってしまうと
逃げの算段もたてれずにやられてしまうことがある…
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砂煙を巻き上げる「反響」というノックバック遠距離攻撃をしてくる。
この砂煙系の攻撃は、ただでさえ視認性が悪い上に、ロール回避でかわすこともできず、
ノックバックもついていて非常に恐ろしい攻撃。
ガードして防ぐか、砂煙系の攻撃をする敵を注視して当たらないようにしよう
敵の戦闘AI を知る
敵モンスターがなにをしてくるのかは、戦闘AI によって異なる
この AI を知れば、対抗策を練りやすくなる。
ただし、あくまでこれから解説する AI は「型」であり、
予想外のスキルを有しているものも存在することを念頭におこう
近距離攻撃型
- プレイヤーに率先して近づいてきて攻撃するタイプ
- 主な攻撃は近距離(5m)に来ないとしてこない
- 重攻撃による大ダメージやスタンに注意
→対応策
1.敵を近距離に寄せない
近距離型はプレイヤーに近づくことができないと呆然とするか
その場でできることを行おうと隙の大きい行動をすることが多い
足止めや、気絶攻撃で敵を寄せ付けないようにしたり
近づかれたらダッシュやロール回避で潜り抜けるように距離を取るなどすると
相手の得意なことをさせず有利な展開にすることもできる。
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近づかれたら一撃でやられてしまうような攻撃になってしまっていて
気絶させたり足止め攻撃が無効のため非常に厄介。
近づかれたらロール回避でくぐり抜けるようにして距離を取ってみると、
案外、隙が大きい攻撃をその場で行ってくることが多い。
遠距離から攻撃できる方法で削り続けてみよう。
好機が到来するまで相手の好きにさせないのは重要な攻略要素である。
2.近距離に近づいてくる敵を範囲攻撃で落とす
プレイヤーに近づいてくるということは、
範囲攻撃に巻き込む機会が多い。
どこに範囲攻撃を展開し、できるだけ多くの敵を巻き込むか
また、後述する遠距離型モンスターや、中立型モンスターのことなどを考え
弱った敵から各個撃破することで戦力差を埋めていこう。
HPが10万以下の雑魚戦の場合、この方法が最も有効かと思われる。
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足場を壊そうとしている中立型モンスターのトロールを巻き込んで、
相手の思惑通りにさせないようにしながら、敵全体を弱らせることに成功している。
体力の少なくなった敵から各個撃破して敵の数を減らそう。
近接攻撃の敵 まとめ
- 近づかれると大ダメージの技やスタン攻撃をしてくる
- 敵を近寄らせない(スタン、足止め…etc)
- ロール回避で距離をとる
- 範囲攻撃で巻き込みやすい。弱らせて撃破!
遠距離攻撃型
- 遠距離からプレイヤーを狙い撃ちしてくるタイプ
- 遠距離攻撃の雑魚がいる限り「継続ダメージ」を常に受けているようなもの
- 5面以降のモンスターは攻撃力が高く、地味に脅威
- プレイヤーとの距離が射程内でない場合「歩いて近づいてくることが多い」
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歩いて近づいてくるため、
うまく誘導すれば複数の遠距離攻撃の敵も範囲攻撃でまとめ焼きすることができる
→対応策
・優先的にダメージを与える
近距離攻撃型と違って距離をとったり、足止めするような
小手先のテクニックで遠距離攻撃を避ける方法はないので
優先的に遠距離攻撃型を範囲攻撃に巻き込んで
ダメージを与えていくように心がけてみよう。
体力が高い敵は少ないので、範囲攻撃にしっかり巻き込めば
そこまで苦戦する相手ではないはず。
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遠距離攻撃の敵 まとめ
- 遠距離攻撃の敵が生きてる限り、継続ダメージを常に受け続けるくらい厄介
- 5面から遠距離攻撃の威力が上がり、地味に脅威
- プレイヤーとの距離が射程内でない場合歩いて近づいてくることが多い。
- なるべく範囲攻撃に巻き込んで、火力を集中して撃破する
中立型
- プレイヤーを無視して、何かを行っている敵モンスター。
- 最初からプレイヤーを無視するものや、ギミックの進行具合で中立になるものも
- 時間制ギミックに関わりを持っていることが多い
- ステージギミックを把握し、撃破する優先度を考えていこう
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プレイヤーを直接攻撃してくることはないが、
毒の花をどんどん開花させて強力な毒継続ダメージをふりまいてくるため、
出現したらすぐに倒したいところ
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7面のボス戦の全体咆哮中は「アルゴニアンの番人」がバリアを展開して咆哮を遮るため、
このギミック中は「アルゴニアンの番人」を倒さないように気を付けよう。
撃破優先度
近距離型 < 遠距離型
中立型はケースバイケース
己を知る
クラスの特色を知る
ドラゴンナイトはアビリティ詠唱でリソースが回復したり
ナイトブレイドは他のクラスよりリソース再生が早い。など
クラスごとのパッシブスキルによる特色や
このクラスでしか使えない強力なスキルを知ることは
ダンジョンを攻略する大きな助けになる。
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とっておきとして「ここで使えば確実に勝てる」展開か、
「絶体絶命」に陥ったときに使うと形勢逆転もできる。
・回復効果のあるスキルはクラススキルによって大きく異なる。
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敵にクリティカルダメージが出た時点で回復するうえに
武器ダメージや呪文ダメージがあがるバフがつく。しかも持続時間が30秒と長い。
・処刑スキルは確実なとどめを刺したり、ボス戦で役立つ
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弱った雑魚をほぼ確実にたおしてくれたり、HPの多いボス戦でとても役立つ。
身を守る術を知る
- ガード
- ロール回避
- バリア
- 継続回復
この4つの身を守る術を知ることで、土壇場の地力が強くなります
ガードの特徴
利点
- ガード中はスタンしない
- ガード中はダメージを大幅カットする
欠点
- ガード中はスタミナかマジカが再生しない(※1)
- ガード中に攻撃を食らうとスタミナかマジカが減る(※2)
- ガードを解かないとほかのアクションができない。
⇒使い方
相手から重攻撃やスタン攻撃のようなヤバい攻撃をくらうときに
くらう瞬間だけガードを使ったほうが
ほかの防衛手段よりリソース的に断然楽になる場合が多い。
逆に、ガードしっぱなしはリソースがジリ貧になるため
特定の攻撃のみを防いだら解く、という使い方が良い。
ロール回避の特徴
利点
- スタミナ型なら最大スタミナが多いので使いやすい
- ロール回避中のわずかな時間の間は、多くのダメージを無効化
- 減速で動きづらいときでも、素早く動くことができる
- 足止め攻撃を解除できる
欠点
- ロール回避自体のスタミナ消費がなかなかでかい
- 連続使用するたびにロール回避の消費量が上がっていく
⇒使い方
敵に囲まれたりして連続で攻撃を受ける場合は、
ガードよりも、ロール回避をしたほうが
スタミナや体力の消費が楽になる場合が多い。
減速をくらったときに、敵から距離をとりたい時や
逆に厄介な敵に近づくときに有効。
「活力」など継続回復スキルを使った後、すぐロール回避することで
ひん死に陥った場合でも、戦線復帰可能な体力まで回復することができる
バリアの特徴
利点
- マジカ型なら 最大マジカが多いので使いやすい
- 体力の代わりにダメージを受けてくれるバリアを展開する
- ガードやロール回避と併用が可能
- ガードやロール回避とちがって、攻撃やヒールをすぐさま行うことができる
欠点
- 効果時間が割と短い
- 攻撃しながらバリアを張るとなるとリソース確保が重要になる
- 最大HPを一時的に伸ばしているようなものなので、スタンや減速などの搦め手を受けるとあっさりやられることも
⇒使い方
敵から攻撃を受けそうなときや、敵の数が多い場合は
バリアと範囲攻撃を展開し、攻守ともに整えよう
弱った敵から撃破し、リソースが足りなそうなら重攻撃。
ガードやロール回避も併用できるので、危なくなったら
スタミナを使って危機を回避しよう。
継続回復
継続回復とは?
![](https://travel-lizard.blog/wp-content/uploads/2021/09/Screenshot_20210912_144845.jpg)
「即時ヒール」と「継続回復スキル」の2つに分かれる。
「○○秒の間回復する」という説明文が付いている場合「継続回復スキル」に該当する。
![](https://travel-lizard.blog/wp-content/uploads/2021/09/00684cdff7380a8d06d68d3c7f8dfe2a.jpg)
スタミナ消費の「活力」とマジカ消費の「再生」。
利点
- ガード、ロール回避、バリアと併用可能
- 事前にかけておけば、ある程度の保険になる
欠点
- 一回、一回のヒール量は少し低い
- 持続時間は、長くても数秒間
⇒使い方
敵の数が多かったり、大ダメージをうける可能性が高い時点で継続回復を行い
危険に陥る前にダメージを回復させよう
継続回復の時間がどのくらい続くかに慣れておくと
継続回復の連発を防いでリソース消費を抑えることができる
勝算があれば戦い、勝算がなければ戦わない
勝算が見いだせた場合
ここでいうところの「勝算があれば戦い」のことを「集中攻撃」と定義します
集中攻撃を行う場合、どうしてもスタミナやマジカといった
リソース消費が激しくなりがちなので
ターゲットや時期を見誤うと一気に自身を危機に陥れてしまいます。
なので、集中攻撃する「ターゲットは誰か」、
「どういうときに行うか」を条件づけして考え
「このHPの敵は何秒で落とすことができるか」も意識すれば
攻略するまでの戦略を立てることもできるはずです。
勝算までの手筈
- 範囲攻撃で多くの敵を巻き込んで、HPが減ってきた敵を落とす
- 強い敵とは1対1もしくは1対2のようになるように、敵の数を削ぎ落して勝算を握る
勝算がなければ
敵を集中攻撃しても数秒で落とすことができないのならば
範囲攻撃や継続攻撃を行なって、敵を消耗させながら持久戦を行い
勝算が生まれるまで耐え忍ぶ必要もあります。
耐えるために必要なものは?
- マジカやスタミナといったリソースが必要
- ロール回避やバリアはリソース消費が大きい
- どうしたらリソースを確保するかを考えよう
⇒リソースを回復する方法
重攻撃を行う
- ロール回避後にすぐ重攻撃すると被弾する可能性が低くなる
- バリアを張りながら重攻撃することで失ったマジカを補給できる
上記のように守りをしっかりした状態から行うか、
敵の数が少なかったり、範囲攻撃を展開して隙が生まれた敵がいるといった
被弾が少ない状況で行うこと
ポーションを使う
- 守りに徹するためにポーションを取っておくという手もある
- 隙が少ないため、とっさに役立つ
長くなってしまったので今回はここまで!
また趣味で孫氏の兵法にのっとった攻略法になりますがよろしくお願いします・・。
戦闘情報のリンク
(※1)破壊の杖パッシブスキルには、氷杖でガードするとマジカ再生しないものがある
(※2) 破壊の杖パッシブスキルには、氷杖でガードするとマジカ消費になるものがある